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黒木の呪物表
黒木から彫り出された一対の木彫りの像。歳月と使用ですり減って滑らかになっている。それぞれの像の頭頂には白っぽい軸が打ち込まれ、目と額は錆びたような赤みがかった色に染まっている。
像はありふれた手段で傷つけようとする試みをすべて退ける。そうした試みで多少傷がつくことはあっても、その形は揺るがない。
像の目に血で印をつけ、同じように自分のまぶたにも印をつけるとき、血が残っている限り、目を閉じるたびに像の目を通して見ることができる。
自分の血を像に塗り、そのそばで眠るとき、+CONで振る:10+なら、像の中の精霊の明晰夢を見る。精霊は古風だが理解できる言葉を話す――説得すれば、自らの名や、仲間の精霊の名、あるいは彼らを呼び出す方法を明かすかもしれない。7〜9なら、精霊の夢を見るが、その夢ははかなく、奇妙で、方向感覚を狂わせる――精霊について何を知ったかをGMに尋ねる。
縛られた精霊の一方の名を知ったとき、あるいは彼らを呼び出し縛る印を知ったとき、1つ印をつける:
最後の印をつけたとき、あなたは黒木の呪物の神秘を解き明かし、「呼び出しと命令」を使えるようになる(裏面参照)。
裏
呼び出しと命令
両方の像に自分の血で印をつけ、アストルとハリクスの両方の名を呼ぶとき、彼らの亡霊があなたの前に姿を現す。彼らを従者として扱う。彼らはあなたの直接の命令に従うよう縛られており、あなたに対してあからさまな行動をとることはできない。だが命令を一字一句そのとおりに果たす以外のことをさせるには、説得する必要があるかもしれない。
アストルかハリクスのどちらかを去らせるとき、再び呼び出すまで、両者とも自らの像へ戻る。 アストルかハリクスのどちらかが祓われるか、HPが0になったとき、両者ともそれぞれの呪物へ戻る。 次の新月まで、再び呼び出すことはできない。 生前、アストルは狩人だった。生まれは卑しいが、見目麗しく誇り高かった。ハリクスはアストルの一族の高貴な跡継ぎで、甘やかされ、人を操り、うぬぼれていた。ハリクスはアストルを数多くいる密かな恋人の一人とし、いつか結ばれようと不誠実な血の誓いを交わした。 彼らの氏族はある魔術師の支配下に落ちた。アストルは造り手たちに反乱を知らせようと抜け出したが、ハリクスは魔術師の側についた。魔術師は二人の間の血の誓いを利用して忌まわしい魔法を行い、アストルの魂を体から引き剥がして縛りつけた。驚いたことに、ハリクスの魂も同じく縛られた。魔術師は二人を密偵や暗殺者として使い、かつて高潔だったアストルの魂を、苦々しく疑い深いものにしてしまった。一方ハリクスは不死を謳歌し、この不死なる状態がもたらす機会を大いに楽しんでいる。
アストル
本能 悪意をもって命令に従う
HP 13;アーマー 1(臓器を持たない)
ダメージ 亡霊の槍 (間合い、アーマー無視)
代価 名誉と高潔さの証(忠誠 ◇◇◇ )
- 指定された獲物を付け狙う
- 亡霊の姿を現す(銀か塩によってのみ傷つく)
- 悲観的な意見を述べる
ハリクス
本能 あなたの決断に難癖をつける
HP 10;アーマー 1(臓器を持たない)
ダメージ 亡霊の手触り (至近、アーマー無視)または宿主の武器 (タグは様々)
代価 肉体の快楽(忠誠 ◇◇◇ )
- 亡霊の姿を現す(銀か塩によってのみ傷つく)
- 酔った犠牲者に憑依する
- 弱み、欲求、恐れを見抜く
- 陰謀と虚偽を紡ぐ