巨人の骨
ストーントップから徒歩で約2日のところに、平原(the Flats)(126ページ)からそびえる孤丘がある。丘の片側には、巨大な化石の骨格が見えている。
街道(the Highway)(270ページ)が丘の東を通り、その麓には街道の休み場がある。
丘は草原から300フィート以上そびえている。
北側の風下の面は急峻で岩だらけの、崖のような斜面だ。それ以外の面は険しいがなんとか登れる斜面で、まばらな節くれだった樫と低い灌木に覆われている。
頂は平らで木はまばら、100マイル近く四方で最も高い地点だ。ストーントップや丘の民(Hillfolk)(228ページ)が互いに合図を送る必要があるとき、彼らは巨人の骨(Titan Bones)の頂で大きな篝火を焚く。
印象
- 地平線上の丘。すぐ目の前に来るまで、ちっとも近づいてこないように思える
- あの骨。あるべき大きさよりも大きく、見たことのあるどんな獣よりも大きい
- 自分がちっぽけで、取るに足らないという感覚
- 南風:絶え間なく、吹きつける
- 近づいてくる騎手たち。待つ間の期待
ヒント:頂では、風に負けじと叫ぶように、短く大きな声の台詞でNPCを演じよう。プレイヤーが同じようにしなければ「何だって?」と聞き返そう。下の休み場では、NPCが丘に気を取られているかのように、何度も上や遠くに目をやろう。
問い
- あなたたちのうち、以前ここ(そこ)へ行ったことがあるのは誰? なぜ?
- 骨は切り立った岩壁からのぞいている? 南の斜面から突き出している? 頂に横たわっている? それとも?
- 言い伝えによれば、それは何の骨? どうしてここに来た?
- 骨にはどんな迷信がつきまとっている? 人々はその前でどんなささやかな儀式を行う?
- 丘の上やそのまわりで、ほかにどんな奇妙なものを見つけた?
会合の場
休み場から小道が延び、険しい斜面をつづら折りに登っていく。
ほどほどの足取りなら頂まで半時間かかるが、健脚の者ならほんの数分でまっすぐ駆け上がれる(怪我や事故の危険はかなり大きいが)。
PCたちが丘の民を会合に呼び出したいときは、以下をしなければならない:
丘の民が来るまでにどれくらいかかるか、待つ間に何が起きるか、そして現れた丘の民の態度を、選ぶか振る。合図に応えるのはたいてい騎手(234ページ)の小さな一団で、霊と語る者(235ページ)が一緒のこともある。
| 1 | 6〜7日、あるいはもっと |
|---|---|
| 2-3 | 4〜5日 |
| 4-5 | 2〜3日 |
| 6 | どういうわけか1日以内 |
| 1-2 | 危険(次ページ)が現れる! |
|---|---|
| 3 | 街道を旅人(272ページ)が近づいてくる |
| 4 | 皆がそわそわ/退屈/苛々する |
| 5 | 誰かが何かを発見する:奇妙なもの、場違いなもの、最近掘り出されたものなど |
| 6 | 楽しく時が過ぎる(どんなふうに?) |
| 1 | 何かに怒っている。あからさまに敵対的かもしれないし、それを隠そうとしているかもしれない |
|---|---|
| 2 | 威張り散らし、誇り高く、見せつけて主張を通したがっている |
| 3 | 機嫌が悪く、困っているのかもしれず、助けを求めているのかもしれない |
| 4-5 | 控えめでよそよそしく、何の用なのか、時間の無駄ではないかと訝っている |
| 6 | 好奇心旺盛で、交易や情報交換に乗り気 |
丘の民が自ら合図の火を焚いた場合、ストーントップの人々はおそらくまず煙の柱に気づき、日が沈むと火が見える。それが夜通し朝まで燃え続けていれば、丘の民が会いたがっているということだ。
会合は丘の麓の休み場で、敷石の暴力を防ぐ護り(270ページ)のもとで行われる。それ以外は罠だと丘の民は考える。
- こうした会合はどれくらいの頻度で行われる?
- 最後に会合が呼びかけられたのはいつ? 誰が? 何についての会合だった?
- あなたたちはふだん、丘の民のどの一団と会う?
- あなたたちと丘の民は、昔からどんなふうに挨拶を交わす? ほかにどんな習わしを守っている?
- 人々がふだん合図の火を焚くのは正確にはどこ? そこの何が特別?
- 丘の頂には、ほかに何がある?
巨人の骨
丘の化石の骨は明らかに太古のもので、どんなものにも許されないほど巨大だ。だが何の骨なのか? それはあなたとあなたのグループが決めることだが、あるいはそれは…
- トル(452ページ)が討ち取った三大獣のひとつの骨。
- 最初の創造者(First Creators)(299ページ)の一柱の骨。下なるもの(the Things Below)(412ページ)が幽閉されるときに殺された。
- 緑の君(Green Lords)(210ページ)が生み出した何らかの凶悪な獣の骨。
- 強大な石の君の構造体(392ページ)で、そもそも生き物ではない。
- 下なるものの巨大な発露(436ページ)で、世界を終わらせかねない恐怖だったが、嵐捕り(Stormcatcher)(332ページ)の魔法でガラスと化した。
- 以上のいくつかの組み合わせ。あるいは
- まったく別の何か。
過去の遺構
今日、巨人の骨は目印と会合の場にすぎないが、かつては何だったのか? それはあなたが決めることだが、あるいはかつてここは…
- 造り手(the Makers)(264ページ)の聖地で、巡礼の地だった。
- 石の君(Stone Lords)(382ページ)の砦か交易所だった。
- 嵐の君(Tempest Lords)(398ページ)の空の島のひとつで、墜落したか着地したかして(一時的に?)飛べなくなった。
- 嵐捕り(332ページ)の領域の一部だった:物見台、研究所、動力所など。
- 塚の築き手(Barrow Builders)(34ページ)の時代の砦で、ここで戦われた戦いのせいでおそらく取り憑かれている(72ページ)。
- 堕落した遺跡(422ページ)で、大いなる邪悪の地だったが、今ではほぼ清められたか、少なくとも封じ込められている。
- 以上のいくつかの組み合わせ。あるいは
- まったく別の何か。
何に決めたにせよ、それが巨人の骨についての決定(前の列を参照)とどう関わるかを考えよう。たとえば、それが大いなる獣の骨で、丘がかつて空の島だったなら、獣と空の島は互いを墜としたのだろうか?
獣(あるいはその骨)が空の島の動力だったのか? それとも?
危険
- 天候の急な悪化
- 丘にいる者に呼びかけるノスガラウ(nosgalau)(272ページ)
- ここや近くの戦場で死んだ者たちの亡霊(76ページ)
- はぐれた燃えさしから起きた草原火災(130ページ)
- 丘に野営している、あるいは合図の火に引き寄せられた山賊(355ページ)
- 丘で狩りをしている、あるいはねぐらにしている大きく危険な何か。ベズンポル(beznpol)(132ページ)、フリサンク(frythanc)(133ページ)、クレズティグル(kleztigr)(379ページ)など
- 丘の斜面にはびこるフロムレン(hlomren)(134ページ)の巣
- 野の精霊:ブレナウエド(366ページ)、アンダライ(andalau)(368ページ)の群れ、ファディン(fadyn)(369ページ)
- 土地の青カササギ(blue magpies)(340ページ)。実に嫌なやつら
- 落石や土石流(376ページ)
- 巨人の骨や過去の遺構の真の姿から着想を得た、あるいはそこから示唆される何か