黄金の樫

よく晴れた日には、ストーントップ(Stonetop)の目の良い者なら、地平線に輝き周囲の木々を小さく見せる黄金の樫(the Golden Oak)を見つけることができる。

森の民(the Forest Folk、150ページ)の物語によれば、樫の根元に葬られた英雄は最後の扉(the Last Door、70ページ)の彼方から戻る道を見つけられるという。だがストーントップの誰一人として、そこへ行って帰ってきた者はいない。

問い

  • ストーントップが最後に黄金の樫へ遠征したのはいつか? 彼らは誰を救おうとしていたのか?
  • 樫について、ほかにどんな話を聞いたことがあるか? そのうちどれほどをあなたは信じているか?
  • 黄金の樫への旅という危険を冒すには、誰が死ななければならないか?

そこへ至るには

興味深いこと:黄金の樫は、この世界に完全には存在していない。少なくとも今はもう。そこへはフェイの小道を通ってしか辿り着けず、大きな危険と自らの代償を伴う。

ありふれた世界で黄金の樫に向かって旅をするとき、あなたは決してそこに辿り着けない。

たとえ木々の上を飛んだとしても、樫は常に手の届かぬところにあり続け、その方角は移ろい続ける。

役立つこと:黄金の樫に辿り着くには、あなたは……

貴婦人への貢ぎを支払うとき、グループとして1つ選ぶ:

  • 正直に勝ち取った、蒼ざめた狩人の寵愛の証(292ページ)を差し出す
  • あなたたち一人ひとりが犠牲を払わなければならない。持っているムーブを1つ線で消す。それは失われ、二度と取り戻せない。(従者は代わりにGMが選んだタグを1つ消す。)
  • あなたたちのうち一人が自ら進んで最後の扉をくぐる。その体は消え去り、二度と姿を見せることはない。

渡るとき、あなたは最後の扉とその彼方にあるものを垣間見る。何が見えたか語ること。

場面の描写

黄金の樫そのものは途方もなく大きく、あらゆる尺度の感覚を狂わせるほどである。樹皮は淡く光を帯び、きらめく樹冠は空のように遠い。

  • ここにあるすべてが巨大で重厚だという事実を思い知らせる、あなたが気づいた細部は何か?
  • ここが原初の、抑えのきかない生命力に満ちた場所だと告げるものは何か?
  • 何かがあなたをより怒りっぽく、野蛮に、暴力的にしていると告げる、自分自身についてあなたが気づくことは何か?

野蛮の呪い

ここはかつて緑の君(the Green Lords)の文明の中心地だった(210ページ)。フェイ(94ページ)が反乱を起こして主人たちに牙をむいたとき、彼らはここを我がものとした。生き残った君たちは、この地に原初の野蛮の呪いをかけた。反乱したフェイはここを捨て、カラスの貴婦人(71ページ)がここを封じた。

黄金の樫の広大な樹冠の下にいるとき……

  • 暴力や脅し以外の手段で説得するなら、得られる結果は最高でも7-9である。
  • 心の中の野蛮さに身を委ねるなら、 HPを回復し、より大きく、より筋骨たくましく、より獣じみた姿になる。この場所を去るまで、STRを振るときは有利、WISを振るときは不利を得る。
  • 容赦も、ためらいも、後悔もなく戦うなら、ダメージを有利で振る。
  • 何かを作ろうとする、誰かを癒やそうとする、何かを直そうとするなら、

+WISで振る。10以上なら、作業に集中している限り作業を続けられる。7-9なら、いくらか進むが、すぐに気が散り、苛立ち、あるいは激昂してしまう。

危険

1つ選ぶか、誰かに運命のダイスを振ってもらう。

危険
1巨大な害獣――犬ほど、人ほど、馬ほど、あるいはもっと大きく――それぞれが何か不気味な特徴や変異を持つ
2途方もない巨獣たち。あなたたちのまわりを暴れ回るが、関心も気遣いもない
3裏切られた緑の君のスペクター(79ページ)。さまよう憎悪の嵐のようだ
4何世紀もここに閉じ込められ、魂の飢えに狂った虚ろなるフェイ(114ページ)
5危険な古き魔法の溜まり。罠にかけ、引き裂き、変異させようと待ち構えている
6戦いたい、傷つけたい、殺したいという圧倒的な衝動。衝動のままに行動すれば、XPに印をつける。抗うなら、危険に抗っている(おそらくWISで)。

発見

1つ選ぶか、誰かに運命のダイスを振ってもらう。

発見
1小さな安全地帯:洞窟、古い遺跡、巨木のうろ
2奇妙なほどよく保存された、緑の君か反乱した戦士の亡骸
3獣の死骸:巨大で、半ば食い荒らされ、害獣がうじゃうじゃたかっている
4途方もない大きさに育った有用・貴重な植物(458ページ)
5ここに閉じ込められ、時の流れを見失った狂った隠者(もしかすると以前の遠征の生き残りか?)
6次のもののアーティファクト……(を振る)
1-7緑の君(210ページ)
8-11フェイ(94ページ)
12下なるもの(412ページ)

黄金の樫の宝

  • 黄金の樫の生きた◇葉からは金箔の外套(517ページ)を作ることができる。
  • 適切な道具と知識があれば、樹皮を剥ぎ取って武器や鎧(アーマー2、暖かいかさばる)を作ることができる。それは鉄のように硬く、不死なるものや最後の扉の彼方から来たものにとって災いとなる。
  • 秋に収穫した◇◇黄金のどんぐりは、よそに植えれば黄金の若木(囲み記事参照)に育てることができる。

根元に葬る

黄金の樫の根元の幹の近くに亡骸を葬るとき、ダイスを振り、以下を加える……

  • 亡骸がまだ腐り始めていなければ+1
  • その者が盛りの年頃に勇敢に死んだのなら+1
  • その者の名がいまだによく知られているなら+1

10以上なら、その者は次に日が昇るときに最後の扉の彼方から戻ってくる。おそらく動揺してはいるが、五体満足で健やかだ。7-9なら、その者はまだ甦らないが、もう一晩待ってみてはどうだろう? 6以下なら、その者は戻ってくるが、何か別のものも一緒にやって来る。何か危険で暗いものが、今やその者と深く原初的なかたちで結びついている。

集落の改良

黄金の若木

以下のすべてが、この順番で必要::

すべての条件に印をつけたら、資源リストに「黄金の若木」を加え、自動的に豊かな収穫の改良に印をつける。

以後、集落が余剰を生み出すときは、たとえ1だけであっても、さらに+1余剰を生み出す。