山麓

ストーントップ(Stonetop)の北西2日、起伏する平原(the Flats、126ページ)は丘陵へと変わり、白牙山脈(the Whitefang Mountains、480ページ)へと登っていく。街道(the Highway、270ページ)はこの丘陵を貫き、防壁峠(Barrier Pass、26ページ)へと続く。東では、丘陵が大森林(the Great Wood、200ページ)を包み込むように回り込んでいる。

山麓(the Foothills)は険しく、森が点在し、幾筋もの小川が縦横に走り、峡谷や池や小さな湖が散らばっている。遠い昔、ここは霧氷の君(the Rime Lords、316ページ)と緑の君(the Green Lords、210ページ)の境界地帯であり、のちには塚の築き手(the Barrow Builders)の勢力の果てとなった(34ページ)。

今ではほとんど無人だが、ストーントップと防壁峠の双方が木材を伐り出しにここへやって来る。

印象

常に

  • 平原からせり上がる丘陵、その背後にそびえる山々
  • 最も南の斜面には若く細い木々。丘の奥へ進むほど大きく古くなっていく
  • 鳥のさえずり、獣の咆哮、転がる岩、張り上げられた声のこだま

  • みずみずしい若葉を垂らしてしなう細い枝
  • 足もとでずるりと滑り、ぐしゃりと鳴る泥
  • まだ雪の残る日陰の谷の、思いがけない冷え込み

  • 蒸し暑く、じっとりとした熱気
  • また一つ斜面をよじ登るたびに、汗が目にしみる
  • せせらぐ小川の冷たく澄んだ水。何よりもうまい

  • 赤や橙や黄に染まり、やがて黒や茶や灰色に変わる斜面
  • 冬に備えてせわしなく餌を集める、丸々としたリスなどの小動物
  • 日中まで長く居座る、冷たくじめじめした霧

  • 谷間に積もる腰まである雪の吹きだまり
  • 凍りついた小川。その下から不気味に水の流れる音がする
  • 冷たい風に揺れてきしむ木々
  • 太陽が山の向こうに沈むときの、短く魔法めいた黄昏

問い

  • ここの木々と大森林の木々の間に、あなたはどんな際立った違いに気づくか?
  • ストーントップが山麓へ伐採に出かけるとき、ふつう誰が率いるか?
  • 山麓に潜むと言われる恐ろしい獣や怪物は何か?
  • 何がその怒りを招くと言われているか?
  • 誰がそれに出くわしたと主張しているか? それはいつ、どのようにか?
  • あなたはなぜ彼らを信じる/信じないのか?
  • 伝説の獣よりも、あそこにあるどんなありふれた危険のほうがあなたを不安にさせるか?

フック

  • 伐採隊が行方不明になる
  • 木こりたちが遺跡や汚染された場所に行き当たる
  • 何年も前に伐採の旅で行方知れずになった者が、今になって再び姿を現す
  • 大雨で街道の一部が流され、良い木材のある場所へ行けなくなる
  • ある冒険者が、山麓にある古い塚の場所を知っていると言う。そこには金やその他の財宝がたっぷりあるという

伐採の旅

典型的な伐採の旅では荷車一台分の木材(価値2)が得られ、次のものが必要になる:

伐採の旅は伝統的に秋、収穫が終わったあと、それも村にもっと差し迫った必要がない場合にのみ行われる。

木柵の集落の改良には

良質な木材の丸太が約1,000本必要である(価値

3)。荷車一台分の木材(価値2)には丸太が約40~50本あるので、

約20~25台分が必要になる。それだけの木材を集めるには:

集落の改良

恒久 伐採小屋

小屋をいくつか建てて、木こりたちを一年中あそこに置いておくのはどうだろう?

以下のすべてが必要::

すべての条件に印をつけたら、資源リストに「伐採:材木、木材」を加え、命運を1増やす。

以後、伐採小屋が操業している限り、集落は改良やその他の事業のための木材をすぐに手に入れられ、冬に消費する余剰が通常より1少なくなる。

ただし、伐採小屋は

毎年夏に余剰を1消費し、さもなければ操業を停止する。

地形

1つ選ぶか2つ組み合わせるか、誰かに運命のダイス()を振ってもらう。

地形
1大きな池/小さな湖
2小川、渓流、雨裂
3急斜面:不毛、危険、不安定
4密な茂み/藪
5-6一種類の木が広がる一帯/木立
7-8なだらかな斜面や谷
9急斜面:森に覆われ、草木が生い茂る
10切り立った岩壁、断崖、岩の露頭
11空き地、草原、焼け跡
12洞穴、洞窟、岩屋

好みで、規模/広がり/強さのためにを振ってもよい。

発見

これらのいずれについても、1つ選ぶか、誰かに運命のダイスを振ってもらう。

発見
1地形の変化(147ページ)、そしてもう一度振る
2脅威や危険についての手がかりを得る機会(例:数や居場所を示す足跡など)
3防壁峠の人々(次の列)
4その他の遭遇(次の列)
5注目すべき場所(下記参照)
6有用・貴重な植物(458ページ)
防壁峠の人々
14~8人の守護者や僧侶からなる戦闘隊。何か 危険なものを狩っている
2白水晶の僧侶に率いられた、2~4人の守護者の巡回隊
3研究/修練/瞑想/巡礼のために単独で出てきた僧侶や修練者
4伐採隊(俗人4~12人と守護者数人)
5-6狩りや採集をする俗人1~4人

彼らの態度は、誰かに運命のダイスを振ってもらって決めるとよい。守護者、僧侶、修練者の能力値は33ページを参照。

遭遇
1キメラ(218ページ)。警戒しているか無関心だが、あからさまに敵対的ではない
2フェイ(94ページ)。好奇心を示すか無関心
3トゥルパ(324ページ)。おそらく近くの霧氷の君の遺跡に繋ぎ留められている
4野の精霊(356ページ)。好奇心を示すか無関心
5危険な獣――猪(204ページ)、洞窟熊(205ページ)、クーガー(206ページ)、氷竜(491ページ)、山猿(494ページ)、狼(209ページ)など。警戒しているか無関心だが、たやすく怒り出す
6獲物:食べるには良いが逃げやすい(鹿、兎、雉など)
注目すべき場所
1下なるもの(412ページ)に汚染された場所
2死と不死なるものに取り憑かれた場所(72ページ)
3塚の築き手(34ページ)の遺跡やアーティファクト
4緑の君(210ページ)の遺跡やアーティファクト、あるいはフェイの領域(102ページ)
5霧氷の君(316ページ)やその人間の弟子たちの遺跡やアーティファクト
6野の精霊(356ページ)にとって神聖な場所

危険

危害

  • 丘と木々の間で道に迷うこと
  • 危険な地形(崩れやすい足場、ガレ場、滑りやすい斜面、穴、倒木など)
  • 鉄砲水、特に渓谷や谷で
  • 荒れた天候、特に雨と雪
  • 登らねばならない高いものと、それを登る理由
  • 緑の君の時代から残る危険な繁茂物(219ページ)

怪物

  • 気の荒い獣:(204ページ)、洞窟(204ページ)、氷竜(491ページ)、山猿(494ページ)、ヴィーゼント(209ページ)
  • 捕食者:屠殺鳥(204ページ)、クーガー(206ページ)、羽毛竜(207ページ)、(209ページ)
  • 野の精霊(356ページ)
  • フェイ(94ページ)
  • 大森林から上がってきたハグル(208ページ)が一、二体
  • 霧氷の君の遺跡、あるいは防壁峠に結びついたトゥルパ(324ページ)
  • キメラ(218ページ)やその他の緑の君の名残
  • 古い塚や墓所や戦場の近くに潜む亡霊(76ページ)や甦りし者(80ページ)
  • ドゥールの木(73ページ)の木立と、そこに棲む精霊たち
  • 山から下りてきたボーカ(490ページ)
  • プレイヤーたちがこの丘陵に棲むと言う、どんな危険な獣や怪物でも