法の守り手アラティス
アラティスはストーントップの四大神々(178ページ)の一柱であり、文明と記録、法と知恵、混沌に対する秩序を司る守護神である。彼女の信奉者たちは、人々が初めて石を積み重ねて家と呼んだ時から、彼女が共にあったのだと語る。
初期のPCの1人が裁き手のプレイブックを選んでいるなら、このセクションの質問の多くは、そのキャラクターの存在、生い立ち、そしてキャラクター作成や自己紹介で下した決定を通じて答えが出るだろう。あなたのゲームにおけるアラティスの専門家として、そのPCの意見を優先しつつ、他のPCにも意見や経験を尋ねるのを忘れないように。
テーマ
1つか2つを選ぶかダイスで決め、組み合わせる。
| 1-2 | 文明/社会/集落 |
|---|---|
| 3-4 | 法/規則/伝統 |
| 5-6 | 年代記/記録/文字 |
| 7 | 裁定/仲裁/知恵 |
| 8 | 協力/組織/平和 |
| 9 | 権威/責任/義務 |
| 10 | 真実/約束/誓い/名誉 |
| 11 | もてなし/神聖さ/寛大さ |
| 12 | 防衛/決意/罰 |
問い
言い伝えによれば:
- アラティスはどのようにして(神と)なったのか。その起源の物語は?
- アラティス信仰はどの民族の間で始まったのか。
- 彼女の好敵手・盟友・恋人・血縁にあたる神は誰か。
- 彼女が自ら打ち倒し、追放し、あるいは封じた神または悪魔は何か。
- アラティスに結び付けられた星座は何か。それはなぜか。
- 最初の裁き手は誰だったのか。どんな偉業が彼らのものとされているか。
- 永遠の塔には何が納められていると言われているか。
その答えを、アラティスの真の本性(180ページ)を決める助けとしよう。
引き金
- 裁き手が不人気な裁定を下し、有力なNPCが彼らの排除を望む。
- 別の集落から来た裁き手が到着し、ストーントップの現状に不足を見出す。
- 真の信奉者が、強大な混沌の手先が己の枷を破る幻視を見る。
- 石を掘り出すか新しい基礎を掘り返している最中、ストーントップの人々が長らく失われていたアラティスの年代記を発見する。封印されており、ほぼ無傷である。
- 伝説は、黒鉄(307ページ)でできた永遠の塔について語る。その扉はあまりに重く、馬の一団でなければ開けられない。3人の隠者——皆アラティスの真の信奉者——が、その塔と中に納められた何かを守っている。
聖堂と神殿
アラティスは、ストーントップの神々の東屋に聖堂を持つ。ストーントップの外では、その共同体がアラティスの聖堂や神殿を持つかどうかを考えよう。アラティスの小さな聖堂は、造り手の街道沿いの道標石(271ページ)にも見られるかもしれないし、あるいは様々な丘の民(228ページ)の集団が集まる場所にあるかもしれない。
いかなる聖堂や神殿についても:
- それはどこにあるか。
- 誰がこの場所の世話をしているか。
- アラティス自身はどのように表されているか。
- どんな象徴・装飾がそれを飾っているか。
- 彼女のテーマ(前ページ)のうちどれが強調されているか。
- どんな重要な祝祭日がここで祝われ、どのように行われるか。
- この聖堂や神殿はどのようなものか。おそらくそれは……(1つ選ぶ)
- 共同体の中心地であり、頻繁に儀式・祈願・祝祭が行われる場所である。
- 重要な祝祭日にしか使われない。各家庭が炉の上に自分の聖堂を持っているからだ。
- 大半の人には顧みられず、ひと握りの真の信奉者だけが世話をしている。
- 裁きと罰の陰惨な場所であり、彼女に選ばれし者以外からは避けられている。
- 最近設立されたばかりで、狭く質素である。
- 上記の何らかの組み合わせ。あるいは
- まったく別の何か。
裁き手
いくつかの共同体には、争いを解決し、記録を保ち、混沌の手先に対して見張りを立てる、アラティスの裁き手が暮らしている。
いかなる共同体についても、考える・尋ねる:
- アラティスの裁き手はここに住んでいるか。
- その人物は誰か。どんな人柄か。何が彼らを際立たせているか。
- ここには常に裁き手がいたのか。それとも最近のことなのか。
- どれほどの影響力を持っているか。
- 弟子はいるか。
- 他の共同体の裁き手とどれほど連絡を取り合っているか。
- 裁き手としての最大の強みは何か。最大の弱点は何か。それぞれについて、テーマ(前ページ)を選ぶかダイスで決めてもよい。
裁き手には、仕える共同体の歴史——その民、知識、伝統——である年代記を維持する務めがある。ある共同体に裁き手がいる(あるいはいた)なら、考える・尋ねる:
- 記録はどのように保管されているか。
- それはどこにあるか。裁き手の家か、神殿か、金庫か、それとも他の場所か。
- どれほど昔まで遡るか。
- どれほどよく整理されているか。
NPCの裁き手(あるいは共同体を跨ぐ裁き手の教団)がPCたちに対抗する、あるいはトラブルを引き起こすなら、脅威(組織)として書き起こそう。
忘れずに:NPCにはプレイブックがない。
NPCの裁き手は、PCの裁き手を思わせるタグやムーブを持つかもしれないし、持たないかもしれない。NPCの裁き手の候補については25ページを参照。
真の信奉者
真の信奉者とは、アラティスとその理念、その戒律に身を捧げた者たちである。いかなる共同体についても、考える・尋ねる:
- アラティスの真の信奉者は何人ここに住んでいるか。
- その中で最も名の知れた者は誰か。
- 彼らは実際どれほど敬虔か。
- 集団として、どれほどの影響力を持っているか。
- 他の集落の信奉者とどんな連絡を取り合っているか。
- 彼らは通常どのように選ばれるか。(生まれによって、天啓によって、招待によって、など)
- 彼らは公然と、あるいは密かに、どんな儀式を執り行うか。
アラティスは真の信奉者に何を求めるか。答えは共同体によって異なるかもしれない。おそらく彼女が求めるのは……(最大3つ選ぶ)
- 真実、正直さ、率直さ。
- もてなし、求める者すべてに惜しみなく与えられるもの。
- 盗人と誓約破りへの罰。
- 食事と服装に関する厳格な規則の遵守。そして/あるいは
- 権威、財産、身分への敬意。
ある共同体の真の信奉者がPCたちに対抗する、あるいはトラブルを引き起こすなら、脅威(組織)として書き起こそう。
アーティファクト
様々な財宝
- アラティスの、とうに絶えた一派の結び目言語で織られた毛布(もろい、価値0、ふさわしい買い手には2)
- ◇◇の黒鉄(307ページ)の槌、魔法に対して完全な耐性を持つ(近接、強打、扱いにくい、ダメージ+1、価値2)
- ◇◇の造り手のガラス(388ページ)の盾、アラティスの象徴が刻まれている(破壊不能、アーマー+1、守り抜くの7+の備え+1、価値2)
- ◇の暗黒の氷(322ページ)の「宝石」をはめ込んだ兜。精神に作用する魔法に抗う際に有利を得る(魔法、価値2)
- 古い本(◇もろい、価値2)。滅びた集落の年代記で、文の途中で途切れている
- 非常に大きなサファイア。完璧にカットされ磨かれており、その奥深くにアラティスの象徴が浮かんで見える(価値4)
小アルカナム
1つ選ぶか、誰かにダイスを振ってもらう。
| 1 | 陰惨な泥炭塚(511ページ) |
|---|---|
| 2 | 封じられた洞窟(519ページ) |
| 3 | 時知らずの金庫(518ページ) |
| 4 | 崩れゆくアーチ(520ページ) |
| 5 | 銀色の印章指輪(535ページ) |
| 6 | 他の何か危険な小アルカナムで、混沌を広める可能性があり、安全のために封じられているもの。 |
大アルカナム
ルーンの刻まれた天秤(562ページ)はアラティスと結び付けられているかもしれないし、少なくとも彼女の信奉者たちに崇められているかもしれない。
危険
関連する存在
- 家、炉、文明を司る祖霊、あるいは他の小さな神々(182ページ)
- 犯罪者を処刑するために遣わされた墓沼の精(85ページ)
- 混沌の手先を打ち滅ぼすために呼び出されたアルコーン(302ページ)
- あるいは蒼ざめた狩人(292ページ)やその猟犬たちでさえも
アラティスの裁き手
HP 8;アーマー2(盾、革の胸当て)
ダメージ 槌 (至近)または大槌 (近接、強打、扱いにくい)
特殊能力 少なくとも表向きは真の信奉者(前ページ)の要件に縛られている 不動の本能 物事を白か黒かで見る(+頑健、HP+4)
- 誰か・何かを公然と非難する
- 良識に反してでも、法・伝統・契約を執行する
- 自らの決意で他者を鼓舞する
- 自分に有利なように、もっともらしく聞こえる裁定を下す
- 誰かの動機を見抜く
- 重圧や詮索の下でも冷静を保つ
- 引き延ばす、遅らせる、言い訳をする
- 問題の両面を見る
- 別の方法を見つける
野心の本能 自らの目論見を進める(+狡猾)
慎重な本能 誰もが満足するよう努める(+友好的、+慎重、ダメージ判定は不利)
誓約破りの呪い
証人たちの前で、ふさわしい捧げ物とともに、正式な誓いをアラティスの聖堂の前で立てるとき、あなたは誓約に縛られる。何を誓ったか、そして誓いを破った際に招く呪いの性質を書き留めておこう。
誓いを破るとき、破滅(Ruin)を3点保持する。
破滅を保持している間、あなたまたは仲間が運命のダイスを振る際、常に不利になる。
ムーブで10+を出すとき、破滅を1点消費して10+を6に変えることができる。GMはこれを拒否してもよい。拒否した場合、破滅はそのまま保持される。受け入れた場合、その結果は、あなたが自らに招いた呪いの性質を反映するべきである。
混沌
PCの裁き手は「糾弾する」ムーブを使って、他者を「混沌の手先」と断じることができる。
そうする時、そのムーブはあなたがどう思うかに関わらず機能する。彼らの動機や考えについて質問することはできるが、裁き手は彼らであり、あなたではない。
「アラティスの猟犬」ムーブによって、裁き手は「混沌に穢された」ものを容易に見分けられる。また「槌と書」は「超自然的な混沌」のものを打ち滅ぼすことを可能にする。下なるもの(412ページ)はこれに該当し、それに穢されたものやその力を注がれたものも同様である。
それを超えて、裁き手が
糾弾した内容と、プレイの中で確立されてきたアラティスの教義を考えよう。裁き手に、何が該当すると思うか尋ねる。問題の存在について自分が知っていることを考え、裁定を下す。迷ったら、運命のダイスか、関連するムーブの結果に委ねよう。