クロンビル
体長何百フィートもある、鱗に覆われた巨大な竜蛇。
それは大森林(the Great Wood、200ページ)の地下のどこかで眠っており、数十年ごとに目覚めては、噛み砕き焼き払いながら破壊の帯を刻む。
それは、いったい何なのか?
それはあなたが決めることだ。たとえば……
- 原初の巨人(303ページ)であり、最初の時代の名残である。
- 緑の君(the Green Lords、210ページ)が、武器として、あるいはただそうできたからという理由で造った。
- 最初にして最古のドラヴェンタオ(170ページ)であり、内なる炎に屈した強大な鍛冶の君である。
- 下なるもの(the Things Below、412ページ)の顕現であり、暴食と炎と悪夢そのものである。あるいは
- ただの大きくて愚かな獣である。
導入
- PCたちは、何か邪悪で壊すことのできないアーティファクトを破壊したいと願っており、それをクロンビルに食わせればうまくいくかもしれないと知る。
- クロンビルがまもなく目覚める。その進路上には重要な遺跡——緑の君の廃墟や赤き木立(Red Grove、314ページ)など——がある。PCたちは遺跡が破壊される前に、急いでそれを探索するか守るかしなければならない。
- クロンビルが最後に目覚めてから、もうじき五十年になる。前回の暴走は、ストーントップ(Stonetop)からおそらく一日か二日のところで終わった。年寄りたちは煙と破壊の音を覚えているが、その原因を知る者はほとんどいなかった。そして今、クロンビルが身じろぎしている。今度はストーントップへ向かってくるかもしれない。
- クロンビルの周期的な暴走は、それを少しずつヴォル・スヴェテリク(Vor Svetelik、468ページ)へと引き寄せてきた。次の暴走で、それは廃都に突っ込み、停滞と幽閉から数知れぬ恐怖を解き放つだろう。ひょっとするとフォモライ(Fomoraij、136ページ)そのものさえも。
もしかすると、それこそが最初から彼らの計画だったのかもしれない。
- 下なるものの教団員(435ページ)が、クロンビルを自らの主の器に変えようとしている。眠りと暴走の循環を断ち切り、果てしない破壊の時代をもたらすために。
兆しと前触れ
- 頻度と激しさを増していく揺れや地震
- 揺れ動く大地、飢え、炎、そして破滅の夢
- 木々や藪に覆われた小さな丘。だが妙に温かく、煙を吐いている
- 獣や精霊が、クロンビルの寝床をますます大きく避けるようになる
- よそ者が町にやって来て、「目覚め」について語る
- 夢見る者たちが不穏な夢から目覚め、その唇には「クロンビル」の名が上る
- クロンビルをなだめるために生贄を捧げようと言い出す者もいれば、それが目覚めるときに崇めに行かずにいられなくなる者もいる
- おびただしい鳥の群れが西へ逃げていく
- 大地と木々が恐ろしい音を立てて軋み、裂ける。煙の柱。深く轟く咆哮
目覚めしクロンビル
HP 26;アーマー 3(鱗、骨ばった隆起)
ダメージ 洞窟のような顎 (間合い、強打、凄惨、3貫通)、のたうつとぐろ (近接、範囲、強打)
特殊能力 灼熱、炉のような胃袋、大きすぎてたいていの武器では傷つけられない
本能 貪り食うこと
- 何であれ噛み砕いて突き進む
- 誰かを丸呑みにする
- 周囲の地形をひっくり返す
- 燃えさしを吐き出し、火を放つ
誰かがクロンビルに呑み込まれたなら、その者に対して次のムーブを使い始めよう:
• 瓦礫や燃えさしで打ちのめす(ダメージ)
• 足場や方角を得ようと必死にもがかせる
• 炉のような胃袋へとさらに押しやる
• 肌を焼きただれさせ、肺を焦がし、髪を焼く(ダメージ)